泌尿器科
Urology

泌尿器科診療

尿のトラブルの診療
泌尿器科とは、男性女性の尿の生成、貯留、排出に関わる尿路と呼ばれる臓器(腎・尿管・膀胱・尿道)、および男性では精巣・陰茎・前立腺を診察する診療科です。泌尿器系の疾患には、尿路結石・感染症・悪性腫瘍(がん)があります。また頻尿や失禁などの排尿障害を診断、治療を行います。

バイアグラ、シアリスについて

当院では現在国内で正規販売されているバイアグラとシアリス2種類のED治療薬を処方しております。
どちらも厚生労働省認可取得済みの国内正規品のお薬を処方しております。
個人輸入された医薬品で健康被害が生じた場合はその救済を図る公的制度(医薬品副作用救済制度)の救済対象とはなりなせん。

バイアグラについて

バイアグラは、1998年2月にアメリカのファイザー株式会社によりED(勃起不全)治療薬として世界で初めて製品化され、日本国内では1999年1月25日に厚労省より製造販売承認を取得し、1999年3月23日にファイザーより発売開始されましたが、2021年9月よりヴィアトリス製薬に販売移管されています。 有効成分は「シルデナフィル」、製剤名は「シルデナフィルクエン酸塩錠」、販売名である「バイアグラ」はヴィアトリスの所有する商標登録名です。剤形は菱形で青色のフィルムコート錠で、薬剤を割ると中身は白色です。ファイザーは2016年10月に日本国内にて舌の上で溶かして服用するフィルム状のバイアグラ(バイアグラODフィルム)も発売しました。コンパクトで財布等にも保管できる便利なフィルム剤形のED治療薬は国内唯一の剤形です。当院では25mg錠、50mg錠および50mgフィルムの販売がございます。

●有効成分:シルデナフィル(25mg・50mg)
●作用時間:25mg/4時間・50mg/5時間
●服用方法:性行為の1時間前(噛んでも早く効かない)
●併用禁忌薬:硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アルミ、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)・アミオダロン塩酸塩(アンカロン)・sGC刺激剤(リオシグアト:アデムパス)・グレープフルーツ
●服用禁忌:前項、併用禁忌薬投与中の患者
シルデナフィルに対して過敏症の既往歴のある人
低血圧患者(最大血圧90mmHG未満、又は最小血圧50mmHG未満)又は治療による管理のされていない高血圧患者(安静時最大血圧170mmHG以上、又は最小血圧100mmHG以上)
脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある患者
心血管障害で性行為が不適切と考えられる患者
網膜色素変性症患者
重度の肝機能障害のある患者
●副作用:血管拡張(ほてり・潮紅)(20.8%)・頭痛(16.9%)
国内にて50mgを投与した77例中
酔いはしないが、お酒を飲んだ時の火照りの症状と類似

シアリスについて

シアリスは日本新薬株式会社が製造販売するED(勃起不全)治療薬で有効成分はタダラフィルです。タダラフィルの含有量が[5mg] [10mg] [20mg]の3種類が発売されていますが当院では[10mg] [20mg]を取り扱っております。剤形は卵形の外形をしておりくすんだ黄色のフィルムコート錠で割ると中身は白い薬剤です。
最大の特長は作用時間がバイアグラより遥かに長い点です。20mg投与後最大36時間まで有効性が認められており、金曜日の夜に服用して日曜日の昼間まで作用が続くことから「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。さらに、体内に吸収させてしまえば食事の影響を受けず、ED治療薬の中で最も食事の影響が少ないことも特長の1つです。副作用である顔の火照りも一番少なく、長時間作用するので服用のタイミングを計ることによる焦りやプレッシャーの少ないED治療の新たな選択肢として、2013年8月に世界市場においてシェア第1位となっています。

●有効成分:タダラフィル(10mg・20mg)
●作用時間:10mg/20~24時間・20mg/30~36時間
●特徴:長時間作用・食事の影響を受けにくい・ほてりや潮紅の副作用発現率が低い
●服用方法:性行為の1時間前(3時間前の空腹時がより効果あり)
●併用禁忌薬:硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アルミ、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)・sGC刺激剤(リオシグアト:アデムパス)・グレープフルーツ
●服用禁忌:前項、併用禁忌薬投与中の患者
シアリスに対して過敏症の既往歴のある人
コントロール不良の不整脈、低血圧患者(最大血圧90mmHG未満、又は最小血圧50mmHG未満)又は治療によるコントロール不良の高血圧患者(安静時最大血圧170mmHG以上、又は最小血圧100mmHG以上)
心筋梗塞の既往歴が最近3ヶ月以内にある患者
脳梗塞・脳出血の既往歴が最近6ヶ月以内にある患者
不安定狭心症のある患者、または性行中に狭心症を起こしたことのある方
心血管障害で性行為が不適切と考えられる患者
網膜色素変性症患者
重度の肝機能障害のある患者
●副作用:頭痛(17.4%)・血管拡張(ほてり・潮紅)(0.94%)・消化不良(4.7%)・背部痛(1.2%)
国内にて20mgを投与した85例中、バイアグラに比べて火照りが少ない

料金について

自費診療

内容 金額
バイアグラ(錠25g) 1,500円(税込)
バイアグラ(錠50g) 1,900円(税込)
バイアグラ(ODフィルム50mg) 1,600円(税込)
シアリス(錠10g) 1,800円(税込)
シアリス(錠20g) 2,100円(税込)